お肉の貯蔵庫

映画やアニメ、旅行について書いていきます。Twitter@bao_penguin

『色づく世界の明日から 12話』を考えたい

 

まえおき 

 

こんにちは、ばおぺんです。

何気に自己紹介を書くのは初めてでしょうか。

よろしくお願いします(?)

 

さてさて……、色づく世界の明日から 12話放送されましたね!!

いつも、このブログではストーリーを振り返っては感想や考察をつけるという備忘録的なものを書いています。

でも、12話13話と一番盛り上がるところに関しては、事情により少しお休みさせていただきます。

とはいえ、大した事情じゃありません。

いつも振り返り記事を書くとき、録画を見返しながら書いていたのですが、いま旅先にいる関係でそれができないというだけです、ハイ。

 

でも、旅先でも環境を探してリアタイで観ますので、感想はいくらでもでてきます。

それくらい好きな作品なので!(ここ重要)

というわけで、いつもとテイストは異なりますが、気になったところをピックアップして感想をつづっていきたいと思います!!(一度観ただけなので、覚えてる範囲のみ)

 

 

 感想

11話のあとの二人

 前回の最後、あんなに最強な青春をかましてくれちゃった二人ですが、急にハッピーエンドにはならないのが二人らしいです。

 瞳美はまどろっこしいことになったのは全て自分が未来から来たせいだと自責する。対して葵はそれだと出逢えなかったという。

 このとき「瞳美が魔法使いで良かった」っていうんですよね。

 文脈から言い換えれば「瞳美と出逢えて良かった」。

 もうそれ告白やん!!!

 

 以前にも記事で触れましたが、この二人ってキレイすぎるほどに互いを補い合ってるんですよね。

 瞳美は色が見たかった、葵は絵を描く目的を渇望していた。

 瞳美は葵の絵にしか基本的に色は見えないし、葵も葵で「色が見えるから」というオンリーワンな理由で求めてくれる瞳美を信頼したんだと思います。

 当初の彼の疑って試すような言動から察するに、葵はただ単に「絵じょーずですね!好きです!」なんて漠然な褒め方しかしない相手なら心は開かなかったと思います。

 

 (たぶん)5話で「どうして俺なのかな」って言ってたのが顕著な例だと思います。

 このポロっと出た本音に瞳美は「色を思い出させてくれたから」と即答。もちろんこれも本音。葵はそれで絵を描くモチベを上げる。

 

  この二人の間のやり取りって、自分の本音がイコール相手が言われたいことだったりする。

 純愛ってこういうことなんだろうな。

 

窓から朝日が差し込むシーン

 

  瞳美が迫る刻限に動揺しながらも「この時代に来た意味を見つけたい」と思うシーンだったかと思います。

 切ないシーンではあるんですけど、朝日のおかげで清涼感があるというか、イムリミットがきたことは必ずしもマイナスなことばかりじゃないよっていう演出に思えますした。

  たしかに、葵との距離は近づいたし、ぼんやりとしか考えてこなかった過去に送られた意味を自分なりに探そうとしているわけですもんね。

 

部室の展示

 

 写真の展示が面白いことになっていました。瞳美は琥珀の写真(たしか8話のやつ)、将はガチガチの写真家っぽいモノクロ写真、千草は胡桃の横顔(?)の写真。

 一番驚いたのは千草ですね。

 大胆なことするなぁ、というかなんというか。千草って作中でいろんな女性を撮るシーンがたびたびありますけど、最高の文化祭にしようって話の中で胡桃の写真を選んだってことは、撮ってきた女性の中で最高だと思っているってことでしょうし。

 

 あさぎもポストカードの販売、がんばってましたね。

 買っていったモブの女の子、どことなく1話で瞳美に声かけた女の子に似ていたような……。

 

いや、琥珀さんや

 魔法部のイベントで瞳美と一緒に「絵の中に入る魔法」を唱える琥珀

 いや、琥珀も使えるんかーーーーーい!って感じでした。

 てっきり、絵の中に入る魔法は瞳美にしか扱えないから猛特訓していたのかと。琥珀はイベントの企画・進行みたいなポジションかと。

 あと、〇〇秒の間だけ紙飛行機を絵に入れる練習もしてたのに、結局お客さんは時間切れで退出させるんかーーーい!とも思った。

 

 でも、瞳美と琥珀のペアすき。

 おどけたふりして瞳美の手を繋ぐ琥珀が健気すぎた。

 

「荷物は持っていけないので置いていきます」

 

 1話のときはポポッキーやら何やら持って時間を移動していたので「あれ?」ってなりました。

 未来の物を過去に送るより、過去の物を未来に送るほうがタイムパラドックスも起きないだろうに、なんでだろう??

 普通に後夜祭に大量の荷物を持っていけないって意味? とも考えましたが、その場合なら思い出を優先するでしょう。

 

 となると、実は荷物は持っていけるが、瞳美やこの時代の琥珀はそれに気づいていないという可能性。

 ちゃっかり制服のポケットに何かが紛れていて、未来に帰ったあとイベントになるのかもしれませんね。

 

瞳美と一柳

 

 

 なんで邂逅させた!?!!!!?

 なんか目元似てない!!!? 

 ……と思ったけど、知的でミステリアスでイケボな一柳が月白家に婿入りってそれはそれでなんかジワる。

 

 あさぎーーーーーーーーー!!!!

 

 瞳美と葵に自由時間を設けようと考えるあさぎ優しい!

 前から優しかったけど、優しさのベクトルも少し変わってきたような……?

 今までフォローするような立ち回りが多かったけど、今回は積極的な優しさでしたね。 

  「誰かを好きになって悪いことなんてない」

 あさぎーーーーーー!!ーーーーー!ーーーーーーーーーーー!!!!!!

  光なのか、光なのか? 光のオマージュなのか!?

 凪あすは3周くらいしか観てませんが、それでもこのセリフは記憶に焼き付いてます。

 凪あすも名シーンばかりなので未見の方は是非!

 

後夜祭の花火

 

 琥珀に怯えていた教頭の懸念はいい意味で裏切られたということなんでしょうか。

 サプライズ花火、大成功でした。

 それも、瞳美に色をもたらすという特大のおまけ付きで。

 琥珀もまた瞳美と出会って成長していたんでしょうね。

 でも、なんで色がついて見えたのは花火だけだったんでしょうか。

 6話のときはそうじゃなかったよな~~!

 謎が深い。